大川リビルディング事業
更新日:2024年08月22日
大川リビルディング事業とは
本市の重要課題である、「賑わいの創出」と「稼ぐ力の強化」のため、令和5年度より大川リビルディング事業に着手しています。
本事業は、その理念として「3つのポイント」を掲げ、「4つのテーマ」に区分して、これまでの産業振興施策と観光振興施策を再構築(リビルド)しようとするものです。
2028年3月に開業予定の(仮称)「大川の駅」は、本事業と同じく「賑わいの創出」と「稼ぐ力の強化」を目的とした「国内外からの集客拠点」ですが、この「大川の駅」開業の効果を増幅させ、市全体に波及させることも大きな狙いです。
大きくて複雑なプロジェクトとなりますので、「できるものをできるところからやり続けるプロセス」(アジャイル型)により進めていきます。
主な財源として国(内閣府)のデジタル田園都市国家構想交付金を活用するため、令和5年度から令和7年度を一つの区切りとしていますが、それ以降も、大川のまちづくりの屋台骨として、また、外から来訪される皆様へのおもてなしの基本理念として、事業を継続していくことを想定しています。
直近の更新情報
- 令和6年6月 大川リビルディング事業特設ページの開設
理念となる3つのポイント
1 新たなマーケットへ船出しましょう
- EC市場と海外市場は、今後更に大きく成長していくことが予想されます。
- また、かつて先人が、舟から水車(踏車)、指物そして家具へと、主要製造品を転換していったことから学び、時代から求められる商品・サービス開発等に取り組む事業者を支援します。
2 価値を再発見し発信しましょう
- 地元で生活する私たちにとって当たり前のものでも、外から来訪する方々にとっては当たり前ではないものがあります。
- そのような価値ある原石を再発見し、必要に応じて磨き上げ、外へと発信していきます。
3 持続性と迅速性を持った組織を構築しましょう
- これからの産業振興や観光振興において、その中心を担うべき活動体は持続性を担保する収益性と迅速な意思決定が求められます。
4つのテーマ
A 小保・榎津藩境のまちなみの観光まちづくりとインバウンド誘客
- 小保・榎津の藩境のまちは、「木工の発祥の地」であり、まちなみとして歴史的な建築物などが未だ多く残されています。
- この価値あるまちなみを将来に向かって継承していくためには、保存と同時に積極的に利活用していく視点も持つことが重要です。
- この視点から、外から観光客を誘客し、滞在満足度を向上させる観光まちづくりに取り組みます。
- 併せて、国内観光客のみならず、外国人観光客の誘客にも取り組みます。
B 食に関する商品・メニュー開発
- これまでも各飲食関連事業者において食に関する商品・メニューの企画・開発・販売がされていますが、意欲ある事業者や食への関心が深いグルメの方などでプロジェクトチームを立ち上げ、「ここでしか食べられない特産品」の企画・開発・販売等に取り組みます。
- 伴走支援を、「食に関する商品・メニュー企画・開発・販売のプロフェッショナルの方々」にお願いします。
C リバーサイド観光の活性化
- 筑後川が有明海に注ぎ込む「河海の地」である本市において、筑後川は、その成立・発展に欠かせない要素です。
- 筑後川は、観光資源やまちづくり資源として利活用のポテンシャルがあると考え、リバーサイド観光の活性化に取り組みます。
D 市場開拓
- ふるさと納税の寄付額の更なる向上、大川市公式オンラインショッピングの売上向上に取り組みます。
- インテリアを核とした大川市の地域資源を、アジアを中心とした海外に売り込みます。
このページに関する問い合わせ先
企画課 地方創生推進係
直通電話:0944-85-5573
ファクス番号:0944-88-1776(代表)