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小保・榎津 藩境のまち

更新日:2020年05月21日

ベタベタクッゾコ(藩境キャラクター)
べたべたくっぞこ.jpg 小保・榎津藩境のまちについて紹介するよ!

小保・榎津藩境のまちについて

男の子.png 藩境って何?
べたべたくっぞこ.jpg 江戸時代の初め、筑後は田中吉政公が治める32万石の国だったんだよ。でも、2代目の忠政は早くに亡くなり(1920年)、子どもがいなかったので、筑後の国は3つに分かれてしまったんだ。そのとき、小保・榎津にある御境江湖(おさかいえご)という小さな堀を境に、小保は柳河藩、榎津は久留米藩に属するようになったのさ。それから江戸時代が終わるまで、二つの藩に分かれて、人々は暮らしていたんだよ。

女の子.png 二つの藩に分かれていたことを示すものが何か残っているの?
べたべたくっぞこ.jpg 小保と榎津の間に藩の境を示したといわれている御境石が残っているよ。人や荷物を乗せて小保と柳川を往来していた馬をこの石につないでいたといわれているよ。


 御境石.jpg

大川家具の発祥

男の子.png 大川家具作りのはじまりについて教えて!
べたべたくっぞこ.jpg 大川家具のはじまりは、戦国時代の真っ只中の1537年にさかのぼるんだ。木工の祖といわれている榎津久米之介(えのきづくめのすけ)が、家臣の生活のために指物(さしもの)を作らせたことが始まりといわれているよ。指物というのは、釘などを使わずに、木と木を組み合わせて作った調度品や建具のことだよ。その中心地が榎津町の庄分(しょうぶん)だったことから、昭和20年代まで大川家具のことを「榎津指物」や「榎津モン(物)」と呼んでいたよ。
 榎津が木工の町として発展した理由としては、元々この地には船大工が住んでいて、高度な木工技術が受け継がれていたことがあげられるよ。また、日田で産出された木材が筑後川を下ってきて、手に入りやすかったことも理由の一つだと考えられているよ。 
 船大工の作業現場.jpg 船大工の作業場
 
男の子.png 榎津町にはなぜ多くの船大工が住んでいたの?
べたべたくっぞこ.jpg その疑問を解く鍵は、有明海と筑後川にあるよ。当時、物を運ぶ手段で主流だったのは船で、全国各地の物資が有明海から船で運ばれ、さらに筑後川をさかのぼっていったんだ。でも、筑後川の水深は浅くて、海上交通用の大船が航行できるのは榎津一帯までだった。そこで、積み荷を小舟に積み替え、上流にまで運んだんだよ。だから榎津は、有明海と筑後川を航行する船が集中する筑後一の港として栄え、また、船の修理や船造りをする船大工が必要となったんだ。
 資料によると「天明8年(1788)船大工67名、大工2名」「嘉永7年(1854)船大工101名、大工41名ほか」となっていて、大工職の多くが船大工だったことだわかるね。

日吉神社の船御輿

日吉神社の船御輿.jpg
 日吉神社の船御輿は、1774年に庄分(しょうぶん)の船大工たちが造り、奉納したと伝えられているもので、福岡県の有形民俗文化財に指定されているよ。釘を1本も使わず、組み立て式になっていて、当時の大工技術の高さがうかがえるね。
 

筑後の農業を変えた水車の製造

 大川市を含む筑後地方から佐賀周辺に広がる筑紫平野は、古くから九州有数の穀倉(こくそう)地帯でした。江戸時代の農業の中心は稲作で、米を育てるには大量の水が必要となります。そのため、筑紫平野には無数の堀がめぐらされているのですが、堀から水田に水を入れるためには、内桶(うちおけ)と呼ばれる桶でくみ上げるという大変な重労働が必要でした。
 これを憂いていた猪之口万右衛門(いのくちまんえもん)という人が、当時の大阪の淀川で使われていた水車の話を聞き苦心の末、改良を加えた水車を完成させました。この水車は、内桶の4倍もの量の水を水田に引き入れることができ、これを製造したのが榎津の大工たちでした。元々、船大工として高度な木工技術を持っていた榎津の大工が作る水車は性能が良く、大正時代末期に電気灌水機(でんきかんすいき)が登場するまで榎津は水車の産地として栄えました。
 

おまけ

妖怪「ベタベタクッゾコ」
女の子.png あなたはだれ?
べたべたくっぞこ.jpg ぼくは「ベタベタクッゾコ」だよ。
 小保と榎津の間にある藩境の細い路地に住みついていた妖怪だといわれているんだ。雨が降った後とかに、この路地を通った子どもたちの足首に巻き付いておどろかせていたんだ。仲間もたくさんいるよ。

 くっぞこ仲間.jpg

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教育委員会 生涯学習課 旧吉原家住宅
直通電話:0944-86-8333
ファクス番号:0944-86-8333

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