吉原家住宅
更新日:2021年09月14日
吉原家住宅主屋及び角座敷(よしはらけじゅうたく おもや および つのざしき)
登録年月日
令和3年2月4日
所在地
大川市大字小保107-2-2他
概要
吉原家住宅は小保の旧街道沿いに建つ町屋です。旧柳河藩小保町の別当職(注1)を代々務めた吉原家(住宅主屋が重要文化財に指定)の分家で、屋号を酒場とし、分家した当時(家伝によると本家22代正右衛門三常(天明元年(1781)没)のとき)は造酒屋を営んでいました。天保9年(1838)に江戸幕府の巡見使が訪れた際には脇本陣として使用され、式台玄関や書院座敷など格式ある接客空間を備えた大型町屋です。角座敷の建築年代は墨書から天保9年と判明しており、主屋はそれ以前の江戸後期に建築されたと考えられています。
注1 別当職/町の行政的支配者
吉原家住宅煉瓦塀(よしはらけじゅうたく れんがべい)
登録年月日
令和3年2月4日
所在地
大川市大字小保107-2-2他
概要
吉原家住宅主屋の東南角から通りに沿って南に延びる煉瓦塀は、延長6メートル、高さ2メートルで、煉瓦の屋根が載せられています。伝聞によれば昭和前期の建築とされています。
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