旧吉原家住宅(きゅうよしはらけじゅうたく)
更新日:2016年07月20日
種別
建造物
指定年月日
平成11年12月1日
所在地
大川市大字小保136-17
概要
旧吉原家住宅は、大規模で細部の意匠に優れ、建築年代も確実なものとして九州でも特に重要な建造物です。この住宅は柳川藩小保町の別当職(注1)を代々務め、のちには蒲池組(注2)の大庄屋となった吉原家の居宅です。伊能忠敬の『測量日記』には文化9(1812)年10月に二度にわたって小保町別当吉原正右衛門(よしはらしょうえもん)家に止宿したことが記録されています。
主屋の建立は式台玄関の蟇股(かえるまた)(注3)に文政8(1825)年の墨書が残っており、当主吉原三郎左衛門により創建されたと考えられ、藩の公用に利用されました。天保9(1838)年に幕府から遣わされた巡見使の宿泊のために御成門の新造や納戸回りの改造を行っています。
注1 別当職/町の行政的支配者
注2 蒲池組/柳川藩の村落の行政区分(約10村程度で構成)
注3 蟇股/梁などの横架材上の部材。カエルが足を開いたような形をしている。
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