PTAの役員について
更新日:2020年05月26日
平成31年度中に寄せられた「市長への手紙」のうち、差出人から了承をいただいたもののみ掲載しています。
手紙の内容は、原文のまま掲載させていただきます。
こ手紙の内容
子どもが小学校に上がるとPTAや子ども会の役員が始まります。PTAはやるつもりですが、子ども会の役員もさせられることに納得がいきません。どこに相談して良いか分からずこちらにメールを送っています。ご夫婦の方は勿論旦那さんと2人で交代で行事をこなしてらっしゃる家庭を多く見ます。私は母子家庭です。他にも母子の人はいらっしゃいますが、皆さんはおじいちゃんおばあちゃんがいらっしゃって子育てや預かりなど手伝ってくださる家庭が多いです。うちは私は1人で助けはありません。なので子どもが少なくなった現状、PTA会長、子ども会会長、副会長は強制的にやらされる事に決まっています。今考えると子ども会に加入しなければよかったと後悔しています。加入しない事で子どもが除け者にされたりするのを恐れ、仕方なく入りましたが、会長にならないといけないなんて地獄です。私の友人は他の小学校ですが、そちらでは、母子家庭にさせるのは負担が大きいということで免除されています。私の校区では何故免除にならないのかと、大変困り悩み続けています。
回答
市長への手紙をいただき、誠にありがとうございます。また、日頃より市教育行政にご理解をいただき深くお礼申し上げます。
子ども会・育成会、PTA等については、子どもの健全な育成をめざすという目的の下、任意団体として自主的な活動に取り組まれています。子ども会活動においては、各地域の子ども会・育成会による様々なレクリエーション活動などが行われています。また、地域で子どもを育てる、地域で学校を支援するという趣旨から、保護者や多くの地域の方々により様々な取り組みが行われています。 役員の選出方法については、校区ごとに規模に応じて異なっており、それぞれの組織で自主的な運営がなされています。このようなことから、自主的に運営されている組織に対して行政が介入することは、組織の自主性・自発性を損なうため難しい状況です。 それぞれの家庭におかれましては、日常生活と役員活動などの両立は大変難しいものがあるかと存じます。子ども会やPTA活動は、「できるときに、できる人が、できることを」が原則であり、また、困ったときはお互いに助け合うというやさしい地域づくりが大切だと思います。 役員活動などにより家庭内の日常生活に支障をきたすようであれば、その旨、役員の方などにもう一度改めてご事情を相談なさってはいかがでしょうか。また、子育てをしながらの活動は大変かもしれませんが、可能であるならば、役員を引き受けながらも地域の中でお互いに助け合って、補い合って子どもたちを健全に育てていくように考えられてはいかがでしょうか。
最後に情報提供をさせていただきます。本市では、子育てしやすい環境づくりの一環として、「子育てを手伝ってくれる人」と「手伝ってほしい人」をつなぐ「ファミリー・サポートセンターおおかわ」を開設しています。事前の会員登録が必要などいくつかの条件はありますが、子育て世代の育児負担軽減の一助になればと存じます。詳しくは、次のページをご覧いただき、活用もご検討いただければと思います。 https://www.city.okawa.lg.jp/s029/010/010/020/famisapo.pdf ご不明な点等があれば、ファミリー・サポートセンターおおかわにご相談ください。
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