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校舎について

更新日:2018年07月12日

平成30年度中に寄せられた「市長への手紙」のうち、差出人から了承をいただいたもののみ掲載しています。
手紙の内容は、原文のまま掲載させていただきます。

手紙の内容

 木のまち家具のまち大川市なのに、なぜ、木造校舎を作らないのですか?
 
 文部科学省のサイトには、「木の学校づくりー木造3階建て校舎の手引」という細かな解説付きの冊子が公開されています。
 また建築専門家に向けたような「検証のための設計」という冊子もあります。

 文部科学省が推奨している「木造校舎」なのに、「木のまち」が作る中学校がなぜ、「床材と腰板の木質化だけ」なのでしょうか?

 3月9日の会議録121頁に、教育長の発言で「発達障害の子どもは、外の風景や木目は見せない方が良い」との趣旨の発言がありますが、それは本末転倒ではないでしょうか?自然豊かな環境ではなく、何もない真っ白な環境が「発達障害」の子どものためになるのでしょうか?それは、子どものためではなく、大人が管理しやすくするためなのでは無いでしょうか?

 日本古来の木・紙・畳で作られた日本家屋の良さが精神衛生上も良いと見直されてている今の時代になぜ、発達障害の急増とリンクするような無機質な材料ばかりの西洋建築を重視するような古い考え方に固執するのでしょうか?
 
 なんとなく、「木造校舎など当初から検討の余地なし」との結論ありきに、良い訳しているだけのように思えます。
 「木造校舎の検証のための設計」にに照らし合わせて検討して貰ったのであれば、なぜ、その内容を公開されないのでしょうか?

 人口減少中の大川市だからこそ、「子どもを管理しやすい学校」ではなく、「子どもが伸び伸びとリラックスできる大川市らしい学校」を作って貰いたいと思います。

回答

 「市長への手紙」にご投稿ありがとうございました。
 統合中学校の施設整備にあたりましては、大川市教育大綱及び「魅力ある学校・地域」木の香プランを踏まえ、基本的な目指す方向性を定めた、大川市統合中学校校舎等整備計画を作成いたしました。その計画コンセプトとして次の3点を示しております。
 1.生徒の可能性や創造性を引き出し、将来の変化に柔軟に対応できる学校 2.環境に配慮し、健康的な心身を育む学校 3.安全で安心して学習や運動に取り組める学校です。
 これらを実現するための具体的事項として、十分な採光や風通しを確保し、将来の用途変更や多様な学習形態に対応できる構造とすること。内部は、柔らかな手触りや温かみを感じられる木材等の使用に努め、生徒が落ち着いて学習できるような環境を確保すること。また、安全面から、できる限り校内に死角が生じない配置や円滑に移動できるような動線計画とし、さらに、防災面も考慮し、堅固な造りとすることなどを掲げております。
 そのほか、ユニバーサルデザインの考え方により、すべての人にやさしく対応できる施設とし、外観は周辺環境との調和に配慮することとしております。
 統合中学校施設の基本設計・実施設計につきましては、条件整理のため、教育の専門である教職員の方々の意見を聴きながら、また、統合校の生徒数から施設の規模・構造を想定し、基本コンセプトとともに提示して、設計者のアイデアをいただくというやり方で進めてまいりました。
 基本設計・実施設計ともに、昨年度に終了し、校舎につきましては、ご承知のとおり、鉄筋コンクリート造3階建てとしております。
 ご指摘のとおり、木造校舎は文部科学省も推進しており、かつてに比べ、木造建築の性能が向上してきているということは承知しております。
 使う材料やメンテナンスの頻度にもよりますので、一概には申し上げられませんが、木造は、鉄筋コンクリート造に比べ、建築費用が、さほど変わらないにもかかわらず、耐用年数が短いと言われています。また、腐食した部分の補修や塗装、白蟻対策等のメンテナンスも必要になってきます。
 そして、鉄筋コンクリート造は、木造に比べ堅牢であり、災害に強く、耐火性にも優れています。学校施設は、災害時の避難所にもなりますので、耐用年数やメンテナンス費用、防火・耐震性能、風水害が多い地域性等を総合的に検討した結果、鉄筋コンクリート造3階建てが適していると判断いたしました。
 しかしながら、木の良いところ、例えば、コンクリートにはない温かみ、質感、また湿度調整機能などが子どもたちの情緒に良い影響を与えるであろうということは、想像に難くありません。
 記伊教育長の議会での答弁は、木材を使うバランスのことを述べたものであり、木材の使用を否定する主旨ではございません。壁や天井などの内装に関しましては、教職員の方々の意見を聴く中で、明るさや吸音を重視する声があったことと、木目により注意が散漫になった子がいたという例をお聞きしたため、室内をすべて木材で覆うのではなく、木材を使う部分と、そうでない部分を使い分けたほうがよいと判断いたしました。
 貴殿がご紹介されている冊子ほどの専門的な見地での検証はできていないかもしれませんが、木材の使用については、本市の産業振興の観点からも、大切なことだと認識しております。
 大川市は、家具をはじめ、建具、木材など、まさに「インテリア産業のまち」ですので、その技術力で大川らしさを表現できないかと思い至り、教室内の家具類や建具等には大川の技術を活かしたものを採り入れることを計画しております。特に、生徒たちが毎日使う普通教室の机と椅子は、木のぬくもりを直に感じられる木製のものを導入する予定です。
 学校再編の目的は、子どもたちの教育環境の充実ですが、これは、施設整備に限ったことではなく、教育内容の充実も大事な要素です。
 子どもたちが、基礎的・基本的な知識や技能を習得し、思考力、判断力、表現力等を育み、主体的に学習に取り組むことができる環境を作るとともに、本市の木工産業に関する教育「木育」を中心にした教育活動の推進や「ふるさと学習」の充実に取り組み、教職員の実践的指導力の向上も含め、本市教育の充実を図ってまいりたいと考えております。
 今回の学校再編によって新しく生まれる中学校が、子どもたちにとってより良い教育環境となるよう尽力してまいります。
このたびは貴重なご意見ありがとうございました。

 

 

 

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